ゴールデンウィークを謳歌して…いません。


家で寝てばっかりです。でも惰眠最高。あああ、とてもじゃないですが、社会に復帰出来る気がしません。


ゴールデンウィークというと、小学校ぐらいのときが一番謳歌していた気がしますね。休みの長さ自体はおそらく今の方が長いのでしょうが、充実度で言ったら、子供の頃の方が遥かに高かったでしょう。本当に楽しかった記憶でいっぱいです。



んまあ、といっても、少しは例外もありますけどね。そうそう、あれは僕が小学校2年生ぐらいのゴールデンウィーク。5月5日、子供の日のことでしたっけ…















五月人形と鯉のぼりはずいぶん前から僕の気持ちを高ぶらせていて、口いっぱいに広がる柏餅の甘さは今日が特別な日であることを知らせてくれた。



そう、今日は子供の日。僕らの日だ。そう思うと、なんだか僕は、自分が一人前になったような、とても誇らしい気持ちになれた。



天気は最高。今日はお父さんとお母さんと一緒に公園で遊んで、冷たくて甘いアイスクリームを食べて。その後は家の柱で背を測る。そしたらお母さんが「また大きくなったね」って褒めてくれる。







はずだった。












「あ〜〜そ〜〜〜ぼ〜〜〜〜!!」






その声の主は小林くんだった。小林くんとは幼馴染で、ちっちゃい頃からいつも一緒に遊んでいた。本当は、今日は両親と一緒に過ごす気でいたのだが、「ごめん、今日はお父さんとお母さんと…」とは、なんだか恥ずかしくて言えなかった。というのは、その頃、親とベタベタするのは少し恥ずかしいことだと感じるようになっていて。少なくとも、友達にそんな素振りは見られたくない、と思うようになっていたからだ。特に小林くんには、ちょっと前にも「え〜、まだお母さんとお風呂入ってるの〜?」と馬鹿にされたばかりであったし。



だから僕は小林くんの誘いを断れなかった。そして近くの水上公園に行くことになった。正直、この行き先にも僕は気が進まなかった。なぜならこの水上公園、人工の浅い水たまりの上にアスレチックがあったり、小船に乗ることが出来るようになっているのだが、遊んでいるのはほとんどが4年生以上の上級生で、小学校二年生にとっては、ある意味で大冒険とも言えるもので、親からは「子供だけでは危ないから行くな」と口を酸っぱくして言われている場所であったからだ。
でも僕は、この時初めて、子供だけで水上公園へ行くことにした。ここでまた、「お母さんが…」というのは恥ずかしかったし、なにより「勇気がない」と思われるのがすごく嫌だったからだ。










そして事件が起った。















「ね!あの船乗ろうよ!!」




小林くんのその誘いが発端であった。この誘いに乗ったのが過ちだった。公園に来る前は気が進まなかった僕も、恐る恐るアスレチックを飛び跳ねている内、自分が一回り大きくなったような気がしてしまっていたのだ。


船はタライのような形をしており、子供が1人か2人が乗れるくらいのものであった。僕と小林くんは背中を付き合わせて船に乗り、それぞれ右と左のオールを手にし、漕ぎ進めた。

















そしてもちろん落ちた。














パンツまでびしょ濡れになった。僕はびしょ濡れになったことよりも、「行ってはいけない」と言われた水上公園に行ったことが、親にバレることの方を心配した。なんとか服を乾かそうと、5時の帰宅のチャイムが鳴るまで家に帰らずに粘った。だが乾くわけもない。自転車を漕ぎながら見た恐ろしいくらい奇麗な夕焼けは、15年経った今でも鮮やかに脳裏に焼きついている。










が、事件は予想外の展開を見せた。









僕も軽く親に怒られたものの、大騒ぎしたのは何と小林くんの親の方であった。大人ぶっていた小林くんの方がよほど過保護に育てられていたようで、「あなたの息子は、うちの息子をなんて危険な所へ連れ出したのか」とやって来たから、さあ大変。あらぬ濡れ衣に僕の親もヒートアップ。「これは親も含め皆が悪いのであって、うちだけに責任を問われるのはおかしい」と口論に…。


楽しいはずだった子供の日が一転して修羅場になってしまった。僕は、そんな親たちを尻目に、複雑な気分でサザエさんを見つつ、ひとつだけ心の中で決心をした。







「小林とはもう二度と遊ばない。絶交だ。」と。

























昨日、そんな話を酒を飲みつつ交わした。






「でも…親の気持ちも分かるよ…。」





一足先に親になった彼は少し照れ、そして少しすまなそうな顔でこう言った。子は親に似る、というが、こいつもまた過保護に育てるのだろな。まあ、僕に子供が出来たら、また喧嘩しようか。



おめでとう。




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今日はこれからゴールデンウィークらしくBBQ。まだ休みは終ってない!!



※追記の追記

ブログ開設1周年を迎えたアルさんへのプレゼント↓


20070506151425.jpg





テーマ:ゴールデンウィーク! - ジャンル:日記




とりあえず小林さんおめでとう。

わかります。子供心ってやつですかね。
こう、早く大人に、早く一人前にって思って、
どうにか周りのみんなについていこうとして、
知ったかぶりとか、いろんなことして・・・
・・・・・・。
若かったなあ・・・(遠い目)
【2007/05/05 17:08】 URL | アル #-[ 編集]
子どもの頃は最悪の思いでも、今ではいい思い出なのかな?
友達って良いものですけど、楽しみにしている予定の直前の『あ〜そ〜ぼ〜』だけは許せません(笑)

小林さん を良く知らないけれども、おめでとうございます。
三代目さんもおめでとうございます(先に祝っておきます)

【2007/05/06 15:03】 URL | にんじんだいこ #3un.pJ2M[ 編集]
小学生のころって何かあるとスグ喧嘩ですよね。
そんでもって親に怒られることを異様に警戒したり
近づいちゃいけない場所があったり
なのにそこに冒険感覚でいってみちゃったり…

そんでもって大人になってからその当時を懐かしみながら
鮭を酒を共に飲んでみたり。

友人ってのは大切だなって思います。

三代目さんにもお子さんができたら小林君のお子さんと
たくさん喧嘩させてあげて下さい。
将来お子さんたちで飲む酒がきっと美味くなりますから♪
【2007/05/06 20:25】 URL | おむすび #-[ 編集]
なんだか…とってもいい話です。
子供同士の事に親がしゃしゃり出るのはなんだかなぁと思っていましたが、子供のために喧嘩できるのってちょっといいなと感じてみたり。
私も娘のためにいつでも戦闘態勢に入れるようにしておきます。

ステキなお話に熟女みどりが華を添えていますね。
【2007/05/06 22:31】 URL | puriri #-[ 編集]
小林君、おめでとうございます☆
皆こうして大人の階段をのぼっていくんでしょうね。
おじさんなんだか泣きそうです(しんみり)

ボクが小学2年の頃は・・・・・トランスフォーマーのドデカイおもちゃを買ってもらってウキウキだったのに、速攻で妹に壊された頃かなぁ・・・・
【2007/05/08 08:14】 URL | ヤマタク #-[ 編集]

>皆様

ええと、すいません。いつもはお一人お一人別々に返信するのですが、今日はネットの接続が悪いため、まとめての返信とさせていただきます…。
あと、小林くんに対する「おめでとう」のお言葉ありがとうございます。



>アルさん

僕なんていまだにそうですよ。中身は子供なのに、大人ぶって暮らしております。

1周年おめでとうございます。プレゼントがすぐ上にありますので、どうぞお持ち帰り下さい。



>にんじんだいこさん

僕の「おめでとう」は大分先だと思うので、お返しします(笑)

小学生は人の予定とかまったく関係ないですよね。。ある意味、あの強引さが羨ましいです。



>おむすびさん

鮭も酒も大好きです。

子供の頃って、ちょっとした路地とか、行ったことない公園とかが、十分に大冒険になってくれますよね。あの全てに対する新鮮さが、もうないのが惜しいです。そう、エロ本を初めて見たときの興奮を超えるものはきっとこの先の人生にも存在しないのだと思います。(…あれ?なんでいきなり下世話になった??)



>puririさん

僕にはまだ分かりませんが、きっと子供との距離感って難しいんでしょうね。でもどんな親でも、「いざ!」というときには全てを犠牲にしても子供を守るのでしょうね。




>ヤマタクさん

そんなおじさんじゃないでしょうが(笑)

トランスファーマー懐かしいです!僕もクリスマスプレゼントにおねだりしたものの、いざ買いに行くと売り切れで、おもちゃ売り場でビービー泣いた記憶があります。



【2007/05/09 16:21】 URL | 三代目 #-[ 編集]














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