―60分経過―
上半身裸の男に多少ビビりながらも、まだまだ自転車は進む。まったく、道は途切れません。

川沿いのサイクリングはなかなか気持ちが良いものです。

写真真ん中の建物、煙突に見えますが、実はものすごく幅の細いビルなんですよ。
…
もちろん嘘です。
―75分経過―
ふと、
僕は、右側の川の景色ばかりに気をとられていたのですが、
ふと、
左側に目をやってみたところ、

観覧車。
さっきは、

遥か遠方に見えてたはずの、
葛西臨海公園の観覧車―
そう、
我が家から道なりに、自転車を漕いでみると、
なんと、
葛西臨海公園へ突入することが判明。(つまり、逆のルートを辿れば我が家に到達できるのですが、皆さん決して、「この腐れ天パ!」の奇声と共に、ロケット花火等を打ち込むのは極力、お控え下さい。)
…
で、
疲れたので、ここで休憩をすることに。
が、
家を出るとき、
前述の通りお金がないので、
冷蔵庫にあったペットボトルをおもむろに取ってきたのですが、
これが、

まったくをもって、喉を潤さない代物で、
もうなんだか甘くて、甘くて、でもお金はないしと、
ある意味、ぐっと疲れましたね。
―90分経過―
サイクリング再開。
気持ち良く、公園内を疾走します。

最高の天気に、美しい緑。
気分爽快です。
さらに、
その緑を抜けた先には、

海!
ついに眼前に海が広がりました。
いやー、いいです。最初はふざけ半分で家を出ましたが、
海を目の前にし、テンションが急上昇! さっきまでの疲れは何処へやらで、ペダルを漕ぐ足にも力が入ります!
行けるところまで行こうか―さらに、自転車は進みます。
海を抜けると、再び林道へ、

自然とスピードも増し、僕は風と一体化していきます。
―105分経過―

俺は風、都会の片隅を駆け抜ける一陣の風。

俺は風、大海原を自由に旅する名もなき風。

俺は風。
―120分経過―

俺は

風、

かぜ
…
…
―135分経過―

か、

ぜ
…
…
ちょ、ちょっと喉が・・・渇・・・
・・・・・・。―150分経過―

・・・。

・・・。

・・・。
・・・
・・・
み、水…
・・・・・・。「家から、ひたすら道なりに自転車を漕いだら、何処へたどり着くのか?」結論葛西臨海公園を無限ループどーもでした☆
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というわけで、日が暮れる前に引き返してきたわけです。ロングジャーニーを期待した皆様、申し訳。
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