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「男紹介してよ。」って言われたんですよ。
知らない人に。
忙しくて中々髪を切りに行く時間がなくてですね、ようやく昨日美容院に行ってきたのですが。そこで急に言われたんですよ。「男紹介してよ。」って。知らない人に。
さて、僕といえば、何かと申しましたら、それはもう、天然パーマじゃないですか。天然パーマのTシャツ着て、天然パーマの旗を振って、「フリーテンパー!」と声高に叫んでるのが僕じゃないですか。言うなれば所謂一つの「ビバ・ラ・天然パーマ」じゃないですか。
そんな僕がね、ストレートパーマをかけていたんですよ。
あ、そこ、物投げないで。いやん、卵も投げないで。
いや、おしゃれ要素でね、ストパーをかけてるなら僕だって怒りますよ。天パをなめてるのか、と。天パに誇りをもてよ、と。
むしろ、僕が怒らなくてもアポロが怒りますよね。ん、アポロって誰だって?ロッキーのアポロに決まってるじゃないですか。まあ、アポロ知らないならラーメン大好き小池さんでもいいですよ。善後策、あくまで善後策でね。本当はアポロが理想ですが、無理なら小池さんで我慢って話ですよ。分かりますか?要は「心にアフロはあるのかい?」っつーことですわ、エイドリアン。
でもねぇ、ロッキーにアポロという敵が立ち塞がったように、アポロには、これからの季節、梅雨という天敵が立ち塞がるわけですよ。分かりやすく言うなら、梅雨=ドラゴ、と考えてもらってもいいですね。え?ドラゴって誰だって?ロッキー4のドラゴに決まっておるだろうが!このシャバ増が!!
あ、ごめん話戻すわ。
で、梅雨を前にしてストパーをかけにいった僕なのですが、そこでお隣の席に歳は35くらいのお姉さまが座っていらしてね。美容師さんと、「最近また男と別れちゃったのー。所詮仕事が出来たって男がいないと、私ダメだからさー。」なんてお話をなされていまして。僕は、そのお姉さまの、酸いも甘いかみしめた、桃井かおり的雰囲気に気圧されて、というかぶっちゃけ、「私、いい女でしょ?」的オーラを醸し出しておるのにいら立って、黙って座っていたのですが、
急に、そうまさに急に、
「ねぇ、男紹介してよ?」
と話をふられましてね。
…
…
知らんがな。
ぶっちゃけお前、わしと初対面やん?
その前に言うことあるやん?
ものごっつ、失礼やん?隣にこんなええ男おるのに、紹介してはごっつ失礼やん?
…
だからね、僕はこう、びしっと言ってやったんですよ。
「ええ、じゃあ、考えておきますよ (笑顔)」
って。
ああ、この小者感。どうにかならんのか。
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