公園にて。


ふと、地面に目をやると、一匹のアリがダンゴムシの死骸を必死に巣へと運んでいた。アリは、自分の体の何倍もあるダンゴムシを、渾身の力を振り絞り、前へ前へと押している。



「頑張れ。」


僕は心の中でアリにエールを送った。


自分も今、孤軍奮闘を強いられてる。助けはいない。だが、たとえ一人でも頑張らなくてはいけない状況。無意識の内にアリと自分を重ねる―





その時だった。





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