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カバをバカにしないで
と僕は言いたいのです。
カバ カバ カバ カバ カバ …
そう、ヒポポタマス…カバです。
カバの話です。他の大学生が、「海」やら「花火」やら「夏祭り」やら、「海でエロ」やら「花火でエロ」やら「夏祭りでエロ」やら、「エロでエロ」やらを話している中、
僕は カバ、です。
…
あ、今ちょっとバカにしたでしょ?
…
いいですよ、うん、僕をバカにする分には、
ただ…
カバをバカにしないで
と僕は言いたいのです。
カバ、が
どうにもこうにも、過小評価されているのでは? と常日頃思っているわけですよ。
部屋で、トイレで、道で、バスで、向かいのホームで、路地裏の窓で、交差点で、夢の中で、桜木町で、それはもう何時何処でも思い続けているのですよ。
―カバのイメージ
ブサイクで、大あくびをして、ぼおおとしながら一日を過ごしている…図体がデカいだけの動物界の負け組み…
そんな感じでしょうか?
…
いえいえ、それは間違ったイメージですよ。奥さん、ちょっと聞いてくださいな。
まず、
実際問題、
カバは相当強いです。
動物界の強さとワイルドさ象徴―かのライオンですら、カバのあの体躯から繰り出される体当たりを食らったらひとたまりもないと言います。
それもそのはず。ライオンがいかに鋭い牙や爪を持とうとも、カバとはあまりにも体重が違いすぎますから。カバのタックルを食らったらはアバラなんかバッキバキですから。
さらに、
カバのすごいところは
水陸両用であるということ。
考えてもみて下さい。水陸両用なんてカバ以外だったら、ガンダムに出てくるゴッグくらいのものですよ。これはもはや掟破りの能力ですよ。
ワニが、ウヨウヨいる川辺。…が、カバがワニに襲われている様子を見たことがありますか? ないでしょう? なぜって、
カバにビビっちゃてるんですって。
動物達は分かってるんです。カバの実力(じつりき)を。それをね、バカにしているのなんか、愚かな人間くらいのものですよ。
「カバをバカっていう奴がバカだ。」
僕はそう、声を大にして言いたいのです。そう、言いたいことはそれだけなのです。
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