【あらすじ】
東京より旅に出た貧乏大学生・三代目。「荒々しい海」を見るべく、日本海まで来てみたものの、目の前に広がったのは「波穏やかな海水浴場」であった。はしゃぐギャルを尻目に、落胆に暮れる三代目とその友のエセ関西弁男・M。果たして彼らの次なる行く先は?
貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その1〜貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その2〜貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その3〜貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その4〜貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その5〜貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その6〜貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その7〜ギャルに混ざり、しかたなく海水浴をする僕とM。ふたりとも「モテない」という病気をこじらせてしまっているため、「ナンパ」とかいう選択肢は出てきませんでした。「
時間の無駄、なら最初から全身全霊で海水浴を楽しもう」、という無言の了承が僕らの間にはありました。
周りから見たら、男ふたりで「ひゃっひゃ」言ってるその姿は、何かの悪い夢のようだったと思います。でも、僕らは僕らなりに楽しかったようで、時間はすぐに過ぎて行きました。
M 「海はなんだかんだで、ええのう。」
僕 「そうだな、ちょっと目的は変わっちゃったけどな…。」
M 「この後は温泉やな! 海入ったせいでベトベトやで」
僕 「おお、この旅のもうひとつの目的は温泉だもんな。
こっちは大丈夫だぜ、さすがに温泉は逃げたりしないからな!」
海を出て、再び電車に乗る僕とM。路線図を見ると「〜温泉」という駅がいっぱいありました。あれこれと迷った結果、行き先は「芦原温泉」に決定しました。宿を取るつもりの福井駅から近いのと、「なんか聞いたことのある名前だなぁ」という理由でした。
福井駅に着いた僕らは、とりあえずテキトーな安宿を見つけ、そこで一端荷物を置き、「芦原温泉」に行くことに…。
※これより先はほぼ完全ドキュメンタリーでお送りします。これは作り話でもなんでもなく、実際に起こったことです。