【あらすじ】
妄想の上に妄想を重ねてしまったので、あらすじなどは忘れました。たぶん、浜松駅を出て名古屋方面に向かってるところです。


貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その1〜

貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その2〜

貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その3〜

貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その4〜

貧乏大学生・チキチキ旅行記〜夏・その5〜



時刻は昼の12時をちょっと過ぎたところ。おばちゃんにもらったうなぎパイを頬張りつつ、今日の目的地を考えてます。

鈍行電車といえども、頑張れば一日で東京から広島くらいまでの移動が可能です。まあ、そんなに遠くまで行ってしまうと、観光はおろか、ご飯すら食べるヒマがなくなってしまうので、もっと手前で降りるつもりですが。


で、なんだかんだで考えたところ、大阪で降りることにしました。


理由はふたつ。


ご飯が美味しそうだってこと。


そして、大阪には友達の家があるので、そこへ行けば宿代がタダになるぞってことです。まあ、相手からしたら、「いきなりなんだ、てめぇはオイ」って感じでしょうケド。





とう!!!(仮面ライダーのイメージ)


…はい。大阪到着です。「その6」まできて、まだ一日も経ってないことを憂慮して、ワープさせていただきました。時刻は夕方6時です。


すぐさま、友達にTEL。この友人は仮にMとしておきましょう。Mっ禿げが特徴的な男です。彼は高校が僕と同じにも関わらず大学は関西に行きました。なんでも、本場のお笑いを体感したかったらしいです。二浪2留っていう彼の人生が一番のお笑いであることには気づいてないナイスガイです。Mはすぐに電話に出ました。


M「なんや?」


…こいつ、関西にかぶれて最近はエセ関西弁を使います。生まれも育ちも千葉県も片隅のくせに。


僕「今から、行くよ。泊めてくれ。」


M「…アホか! なんや!? 悪ふざけかい!?」


僕「別にふざけてなんてないよ。今、大阪にいるから迎えに来て。」


M「はい? 何言ってんの? 大阪? どういうことだよ?」


…こいつ、ちょっと焦らせたら、すぐに標準語に戻りやがりました。なら最初っからエセ関西弁なんて使わないで欲しいです。僕は事情を説明し、Mにお酒を一杯おごるということを条件に泊めてもらえることになりました。彼はプチアルコール依存症なので、大抵のことはお酒で解決してくれます。


で、Mと久しぶりに酒を飲んでいたところ、こんなことに…。


M「んで、これからどこ行くねん?」


僕「別に決まってないよ。あ、でも温泉はぜひ行きたい。」


M「温泉やて? 有馬温泉なら近くにあるけどなぁ。」


僕「近くじゃ面白くないよ。青春18切符があと4日分も
  残ってるんだから、ある程度遠いところじゃないと。」


M「東京から大阪来ただけで十分遠いやんけー」


僕「大阪はゴミゴミしてて東京都とたいして変わらない。
  どうせなら、田舎の落ち着いたところで温泉入りたいわけや」


M「エセ関西弁やめろやー。」


僕「そうだ!北陸へ行こう!」


M「話聞けや!! なんで北陸やねん!!」


僕「日本海みたいやん」


M「だから、エセ関西弁やめや!!」


僕「うし!一緒に行こう」


M「え?」


僕「いや、一緒に北陸に日本海と温泉を求めていこーぜ!」


M「いや、おれ、バイトとかありますよ。」


僕「そんなん、カンケーあらへん!」


なぜか、共通語と関西弁があべこべになりつつ、Mを説得をする僕。結局、Mにお酒をもう一杯おごるということで交渉成立。彼が酔ってる場合、全ての事はお酒で解決できます。なにせ、彼は21才の若さで医者に「痛風の一歩手前だよ」と言われた人物なのです。


大阪より進路は北陸へ。日本海と温泉を求め、旅は続く。




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いつ終るのか、この旅…。

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