久々にこっちを更新したいと思います。(話題があっち行ったりこっち行ったりで、ごめんなさい。)
【あらすじ】
東京より旅に出た貧乏大学生・三代目。「海」と「温泉」を求め、日本海へと向かったものの、その望みはことごとく打ち砕かれることに。
※前回までの流れは
コチラを御覧下さい。
こいつといると、ロクな目に合わない。
高校時代からそうでしたよ。こやつと僕が一緒になにかをすると、大抵が裏目、裏目…そう云えば、酔って電車止めて大事件になった時もこいつと一緒でしたっ!
だから…
自分で誘っておきながら、
「俺の旅が、お前のせいで台無しだぁぁぁぁー!!」
という、意味の分からない逆ギレをし、Mを廃棄、再び一人で旅を歩むことにしました。
北陸を離れ、向かうは一路、九州へ。
(三代目、心の会話)俺A 「北陸はダメだった。ならば、次はどこだ?」
俺B 「となると九州か四国だな? どっちにする?」
俺A 「中国は無視か? 日本全国の島根県民に怒られるぞ?」
俺B 「島根は嫌だ、なんでもあそこはバイトの時給がデフォルトで400円らしい。俺の友達の元カレの元カノが言っていた。」
俺A 「それはやばいな。そこまで貧困だと、置き引き、スリ、詐欺、なんでもござれだろうな。時給850円を誇る俺様なんて格好の餌食だ。」
俺B 「だろ?
桃鉄99年ひとりプレイをやってる時を思い出せ。コンピューター相手にぶっちぎりの俺の前に現れる最後の宿敵、そう、
スリの銀次に何十兆単位でスラれるのも、いつもここら辺だ。」
俺A 「じゃあ、四国か? 土佐鰹はかなりうまいらしいぞ」
俺C 「
ちょっと待ったー!!」
俺B 「だ、誰だ、お前は!?」
俺C 「俺か!? 俺は、お前達が遥か昔、記憶の彼方へと封印した、
浪人時代の俺だぁぁ!」
俺A 「何? その浪人時代の俺が大学、いや、華のキャンパスライフを謳歌する俺たちに何の用だ!?」
俺C 「ふふふ、何がキャンパスライフだ、テニサーきどりかお前は?
大学デビューで、ストパー当てちゃおうかな的なノリか!? この天パー男爵め!!」
俺B 「テニサーでもないし、大学デビューもしてないわ! 第一、お前も天パーだろうが!」
俺A 「何だ? 急に現れて? お前はもう、死んだんだ! 大人しく記憶の彼方に帰ってくれ! 今、俺は大学生的御気楽一人旅を満喫してるんだ。 お願いだから、あの時代を思い出させないでくれ!」
俺C 「…ふ、分かってるぜ、俺だって、お前達が楽しくやっているのには何の不満もねぇ。俺がいることで、今のお前を苦しめるのなら、すぐにも消えてやろうさ。」
俺A 「…な、なら、なぜ?」
俺C 「ひとつだけ、ひとつだけ、忠告をしに来たんだよ。お前達が『四国に行く』なんてことを言い出しちまったもんだからさ!」
俺B 「なんだと? じゃあ、四国に行くのがいけないと言うのか? どういうことだ? 教えてくれ! 浪人時代の俺!!」
俺C 「モンスターが起きちまうのさ、華のキャンパスライフなんて、頭ごと喰い尽くしてしまう怪物がな。 そう、俺よりもさらに記憶の奥の奥、あの地獄の淵で鎖に繋がれている、
二浪時代の俺がな!!!」
俺A・B 「
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺C 「ふ、これ以上は言わねぇが、『二浪』と『四国』、この二つのキーワードが揃ったとき、お前はお前、俺は俺でいられなくなるんだよ。」
俺A 「な…なんだ、く、頭が、頭がいたい!!」
俺B 「うが、なんだ、この脳が焼けるような感覚は!? よく分からないが、と、とにかく四国には行くなと全細胞が俺に語りかけている!」
説明しよう。 この物語の主人公、三代目は二浪時代に所謂ひとつの大きな恋をした。その恋の終焉の地、その場所こそが7歳年上の女の故郷、四国だったのだ! この詳細はいずれ、書くこととなるであろうが、この旅行当時、大学一年の彼が四国に行くことはあまりに時期尚早。未だ癒えぬ心の傷をえぐられ、四国が死国となること受け合いなのだ!!俺C 「もう、大丈夫そうだな。…じゃあ、俺は消えるぜ。ああ、俺もいつかは華のキャンパスライフを…いや、俺は浪人生、そんな浮っついた妄想はやめておこう。じゃあな、あばよ! いい夢見ろよ!!」
俺A・B 「ありがとう、2年前の俺。どうやら俺たちは大きな過ちを犯すとこだったぜ。 俺たちは四国へは行かない。目指すは九州だ!」
と、以上のような会話がなされたかどうかは定かではありませんが、
Mと別れた後は、ちらっと京都は銀閣寺に寄り、売り子のおねぇちゃんの「京都弁最高!」と思いつつも、「男はひとつの場所にはいられない生き物なんだぜ、ふっ」と気取り、まんまと買わされた八つ橋をほおばりつつ、進路はさらに西へと向かうのでした。
つづく。
※最後に、銀閣寺こと慈照寺がなかなか良い感じに写真に撮れていたので、さらっと載っけておきます。「和」だね〜。

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島根の人、ごめんなさい。